吉田義人

代表キャップ授与式

代表キャップ授与式

私が監督を務める「サムライセブン」を率いて参戦した「なの花薬局ジャパンセブンズ2026」。その熱戦の舞台である秩父宮ラグビー場において、同日、歴代男子セブンズ日本代表へのキャップ授与式が執り行われました。「サムライセブン」の監督という立場で、歴代の代表選手たちと共に誉れ高きキャップを手にできたことを、心から誇りに思います。

セブンズは私にとっても縁が深く、19歳のとき初めて日本代表の「桜のジャージ」に袖を通したのが、7人制の香港セブンズでした。そして、主将として世界のトップ10入りを果たした1993年の第1回ラグビーワールドカップセブンズ 。これらをはじめとするセブンズでの激闘と経験は、私のラグビー人生を形作る揺るぎない礎となっています。

そして、授与式の会場となった秩父宮には、私にとって深く心に刻まれたもう一つの記憶があります。

アマチュアイズムが強固だった2000年、私は日本ラグビー界からの追放を覚悟してフランスへ渡り、日本人初のフランスディビジョン1プロ選手となりました。

しかし翌年の2001年、時代は動き、私はセブンズ日本代表主将として日本協会から招集を受け、再びこの秩父宮のピッチに立つことが叶いました。あの時、スタンドを包み込んだ「お帰り!」という大歓声と魂を揺さぶる感動は、生涯忘れることはありません。

今回いただいたキャップの重みは、先人たちが築き上げてきた伝統の重みであり、次世代へ魂を受け継いでいく責任の重みでもあります。

私は現在、日本の男子セブンズを「本気で世界で勝てるステージ」へと引き上げるため、「関東PREMIERE SEVENS SERIES」の創設など新たな挑戦に邁進しています。日本ラグビーの未来を切り拓くため、これからも突き進んでまいります。

引き続き、皆様からの変わらぬご支援とご声援を賜りますようお願い申し上げます。